2013年08月

2013年08月20日

自公の議員にすら状況が伝わらないTPP

自民、蚊帳の外=「守秘」に不満募る―TPP交渉(時事通信)
>  日本政府が参加した環太平洋連携協定(TPP)交渉で、自民党が不満を募らせている。交渉参加国に厳しい守秘義務が課され、政府から交渉経過に関する情報を得られず、蚊帳の外に置かれているためだ。
>   TPP参加に慎重な自民党の議連「TPP交渉における国益を守り抜く会」(森山裕会長)が20日、党本部で開いた会議。細田博之幹事長代行が「(交渉経過を)公表しないなら党内で議論できない」と口火を切ると、小里泰弘党農林部会長も「国益が守られる交渉になっていくのかチェックが必要だ」と主張し、会議は情報開示要求の大合唱となった。
>   党農林水産戦略調査会顧問の保利耕輔氏は「守秘義務があるから言えないというなら、与党として政府を支え切れなくなる」と政府側を強くけん制した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130820-00000104-jij-pol

TPP交渉の様子は野党議員はおろか、自公の議員にすら状況が伝わらない様です。
内容が不明確な条約は反対しざるを得ません。

shinoshi2013 at 23:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)自民党etc | TPP

高野山に籠ってTPP造反

自民派閥研修会「復活の夏」 二階派皮切り 防災視察で結束確認(産経新聞)
>  7月の参院選大勝で勢いづく自民党の各派閥がこの夏、各地で泊まりがけの研修会を一斉に再開する。
> 最も早い二階派は19日、二階俊博会長の地元・和歌山県内でスタート。
> 二階氏が力を注ぐ「国土強靱(きょうじん)化」の取り組み加速に向け、派内の結束を強めた。
>  「われわれが日本国中の防災に取り組む責任がある!」。
> 二階氏は19日、視察先の和歌山県広川町にある「稲むらの火の館」内で、新人議員らを前に訴えた。
>  紀伊水道に面する広川町には、安政元(1854)年の大津波の際に庄屋が稲の束に火を付けて避難を誘導した逸話が残る。
> 防災教育施設を併設する同館で、インフラ整備を含む国土強靱化の重要性を新人議員に知ってもらう意図があった。
>  4年ぶりとなる研修会の参加議員は、新人11人を含む21人。
> 同派メンバーの3分の2以上が顔をそろえ、この日は高野山の寺院に泊まり、20日も早朝の勤行、住職の説法などの研修メニューをこなす。
>  自民党が野党時代、派閥研修会はほとんど開かれなかった。
> だが、政権与党として迎える今夏は石原、大島両派を除く5派が開催。
> 派閥の団結を確認し、同時に環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉や消費税増税判断など、今後の重要課題で影響力を確保しようとする狙いもある。
>  岸田、麻生両派は閣僚が講演を行い、長野・軽井沢で開く町村、額賀両派は定番の「ゴルフ懇親」も復活させる予定。
> 党執行部は派閥解消を唱えるが、「派閥復活の夏」となりそうだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130819/stt13081921280002-n1.htm

二階派は高野山に籠る模様、御苦労様。TPPは造反が発生しない限り日本終了です。

shinoshi2013 at 22:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)自民党etc | TPP

2013年08月19日

【TPP阻止】自公のTPP反対勢力をメインに考える

衆参過半数を与えてしまった以上、TPP阻止可能な勢力は自公の非安倍勢力に限られます。

TPP 自民、特別委新設に難色 野党時代の積極姿勢一転(東京新聞)
> 自民党政調幹部は「党内にはまだ根強いTPP反対論がある。特別委をつくれば、与党の質問によって政府、与党内の不協和音が表面化しかねない」との懸念も示す。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013081902000124.html

「自公の非安倍勢力なんか」と言う人も居ますが、↑の様に言っている以上、その様な勢力が氾濫しているのがわかります。

安倍晋三首相を降ろして石原伸晃首相って手を考えましょう。
> 安倍内閣打倒は当然だが、自民党・公明党全体を敵に廻していては、とてもじゃないが勝てません。
> 石原伸晃はTPP反対です。
> 安倍晋三首相を降ろして石原伸晃首相って手を考えましょう。
http://botsubo.publog.jp/archives/27805013.html

これからは、↑の様に自公のTPP反対勢力をメインに考える方が良いでしょう。
2008~2010年頃流行った「民主党より小沢一郎を取り除く新党」の様に、「自民党より安倍晋三を取り除く新党」を目標とします。

shinoshi2013 at 15:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)自民党etc | TPP

2013年08月16日

安倍晋三フリーメーソン説

最近の安倍晋三は「国賊」を通り越してフリーメーソン化しています。

板垣英憲さんのブログより転載します。
> 世界支配層(主要ファミリー)は、この大事業にすでに取りかかっており、天皇陛下の下で安倍晋三首相に「3年がかり」で準備させ、しかる後に小沢一郎代表を首相に据えて、本格的に大仕事を行わせる計画である。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e27b5232830899b78d6de035e3e149b4

小沢一郎フリーメーソン説は有名ですけど、1993年時点で米国が日本に罠を仕掛ける場合、永田町全体を支配しやすくするため、小沢一郎以外にも「1993年初当選の自民党議員」をフリーメーソン化するはずです。
自民党に及ぼす影響力を増やすには、初当選でも影響力が高い人、具体的には2世、3世議員に仕掛けます。
2人フリーメーソン化する時は小沢一郎・安倍晋三の2人、3人フリーメーソン化する時は小沢一郎・安倍晋三・田中真紀子の3人を指名するはずです。

shinoshi2013 at 23:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)自民党etc 

2013年08月13日

断絶の時代(TPP慎重勢力が生き残るには)

TPP慎重勢力に贈る辛めの提言6箇条

1.これからは「断絶の時代」。圧力団体の意見を伺うのは構わないが利権化してはいけない。

2.農業が生き残るには、TPP・FTA反対に加え、株式会社化・集約化が必要。北海道以外の第二種兼業農家は集約化する必要がある。

3.産業が生き残るには、高速道路を始めとするインフラ整備自体は悪くないが意味不明に利権誘致してはいけない。

4.産業構造が変化した今、農業&土建だけばら撒いても効果が薄い。それ以外の産業、特にソフトウェア業・ハードウェア業にばら撒く必要がある。

5.若い人全体で高齢者全体の面倒を見る世代間扶養の考え方は残すが、家族に関する考え方を核家族・共働き世帯に改め、基礎年金の財源は完全消費税化する必要がある。

6.公共事業の考え方を土建から福祉に切り替える。保育所・老人ホーム等の福祉施設の増設は雇用数も増加する。

shinoshi2013 at 17:34|PermalinkComments(0)TrackBack(1)内政・経済etc 

2013年08月06日

安倍首相が「菅首相が原子力発電所への海水注入中断」と載せた事件に関し検証

安倍元首相(当時、2012年重祚)が、菅首相(当時)に対し「2012/03/12 19:25~同20:20の間、福島第一原子力発電所への海水注入を中断した」と載せた事件に関し、詳しく検証します。

菅元首相、安倍首相を名誉毀損で提訴 原発事故のメルマガ記事(日本経済新聞)
> 民主党の菅直人元首相は16日、東京電力福島第1原発事故を巡り、安倍晋三首相が当時の菅内閣の対応を批判したメールマガジンの記事に誤りがあり、名誉を傷つけられたとして、記事の削除や謝罪、慰謝料の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こした。菅氏が同日に国会内で記者会見して明らかにした。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1604E_W3A710C1CR8000/

<2012/03/12 時系列>
10:17 電源喪失状態の中手作業でベント作業が開始(wikipedia)
12:00 社長が海水注入の準備について確認・了解(東電)
14:30 ベテラン作業員1人の手により弁の開放は成功。(wikipedia)
14:50 社長が海水注入の実施について確認・了解(東電)
14:53 淡水の注入停止(これまでに8万リットル注入)(東電)
15:18 準備が整い次第、海水注入する予定である旨を原子力安全・保安院等へ通報(東電)
15:36 メルトダウン(東電)
18:05 国から海水注入に関する指示を受ける(東電)
19:04 海水注入を開始(東電)
    海水注入を開始。同時に官邸に報告したところ、菅総理が「俺は聞いていない!」と激怒。(安倍晋三)
19:06 海水注入を開始した旨を原子力安全・保安院へ連絡 (東電)
19:25 当社の官邸派遣者からの状況判断として「官邸では海水注入について首相の了解が得られていない」との連絡が本店本部、発電所にあり、本店本部、発電所で協議の結果、いったん注入を停止することとした。しかし、発電所長の判断で海水注入を継続。(東電)
    官邸から東電への電話で海水注入を中断。(安倍晋三)
20:20 実務者、識者の説得で注入再会。(安倍晋三)

<2012/03/12 首相動静(日本経済新聞)>
10:47 官邸着。
11:13 海江田経産相。この後、緊急災害対策本部および原子力災害対策本部。
12:42 岡田幹事長、仙谷代表代行。
15:01 与野党党首会談。
16:59 玄葉戦略相。
18:44 経産相、福山副長官、細野、寺田、芝各補佐官。松本防災相が加わる。経産相、福山副長官、細野補佐官が残る。
20:32 記者会見。

以上の資料より私の分析を書きます。

<安倍元首相に落ち度は>
安倍元首相は19:25~20:20の「海水注入中断」とされてしまった55分間を突いています。
しかし、もしも菅首相に原因があるとしても、最も問題となるのは15:18~18:05(東電が官邸に通報後、菅首相が海水注入に関する指示するまでの2時間47分)です。
その時間帯を外して突いているのは、その間の安倍元首相の行動に相当な落ち度があるからでしょうか?
その時間帯は与野党党首会談しています。
悪く推測する場合、安倍元首相が菅首相に通報が伝わるのを邪魔した等、何か徹底的な落ち度が考えられます。

<菅首相より東電の方に落ち度が大きい>
東電にも落ち度があります。
14:53に淡水が底を付き次第、海水に切り替えなければなりません。
理屈上、菅首相の了解が得られていないはずの時間帯(19:25~20:20)も海水放水を続けていた以上、淡水が終わってから菅首相の了解を受けるまでの時間帯(14:53~18:05)も海水放水していなければ変です。
※ 東電が菅首相の了解を受けてから海水放水を始める前提であった場合
通報するのが遅すぎます。
淡水を切らしてから通報するまでに25分要しています。
返答に同じ25分要すると仮定して15:43、既にメルトダウンしています。

2013年08月05日

前回就任時より新自由主義(新保守主義)化している安倍首相

よく安倍首相を観察する人は、前回就任時との相違点に気付くはずです。

前回就任時の安倍首相は、今回就任時の様に大きく新自由主義化(新保守主義)しておらず、意外と安心感がありました。
・靖国参拝無し
・教育基本法に「心」の文字無し
って点に関しては、安倍首相として考えれば不合格ですが、実際は大きく革新化しておらず、福田首相として考えれば合格点です。

しかし、今回の安倍首相は、前回就任時と比べても新自由主義(新保守主義)化しています。
外交軍事軸は前回同等または多少保守化していますが、内政経済軸は大きく新自由主義(新保守主義)寄りにシフトしています。

ですから、前回就任時のつもりで安倍首相を支持している人は、よく考え直した方が無難です。

shinoshi2013 at 17:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)自民党etc