2014年03月

2014年03月30日

「野田聖子レジーム」から脱却を

安倍晋三は女性の就業率や管理職割合に数値目標を付け、女性の社会進出を促進している様に見える。が、これらをサポートする体制、要するに、0歳児保育や社会福祉を軽視している。

数値目標自体には色々な意見がある。世の中には「機会の平等より結果の平等」と言う意見が多いが、安倍晋三は結果の平等のみ追い求め、機会の平等の重要性を全く理解していない。

女性の社会進出を阻害している最大の要因は育児や介護の負担である。それを理解しない限り、例え新入社員に占める女性の割合を4割以上に上げても早期退職者が増えるだけである。しかも「育児休業3年」と育児を保護者に押し付けようとしている。これでは寿退職や出産退職と内容が変わらない。要するに、安倍晋三は「専業主婦レジーム(※)」から脱却できていない。

女性の社会進出を促進するには、ある程度、保育所や老人ホーム等のインフラ面が充実している方が、女性が働きやすい世の中になると思う。それにはアベノミクスではなくケインズ寄りの政策を取る必要がある。

以前記載した様に、福祉も高速道路と同じ公共事業の一種である。保育所や老人ホーム等の福祉施設は雇用数も増加する。

※ ここで言う「専業主婦」には「専業主夫」を含む。

参考:断絶の時代(TPP慎重勢力が生き残るには)
http://botsubo.publog.jp/archives/31590549.html

<更新履歴>
・2014/04/15 内部リンク形式修正


2014年03月17日

故・岸信介と安倍晋三の根本的な違い

小沢一郎が米国のポチであるのと同様、安倍晋三も米国のポチです。

米国では「安倍晋三が反米化している」と言われますが、経済政策が新自由主義(特に上げ潮)である以上、内容的には米国のポチと変わりません。

故・岸信介の理想は格差を縮小する福祉国家でした。格差を拡大するアベノミクスとは異なります。故・岸信介の本当の流れは志師会であって、決して清和会ではありません。


2014年03月10日

自民党:解釈改憲に異論

解釈改憲 与党に異論 米国のための戦争「必要わからない」 「おごりだ」(しんぶん赤旗)
> 小泉政権時に改憲を強く主張した山崎拓・自民党元幹事長は4日のBS番組で「安倍首相の国会答弁にはおれの独壇場だというおごりが見える。最もシンボリック(象徴的)なのは解釈改憲だ」「憲法改正する責任は総理にではなく、国民が決める。私は改憲論者だが、憲法という最高法規を変える手続きは憲法に書いてある」と批判しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-03-08/2014030801_01_1.html

私も改憲論者ですが、解釈改憲は良くないと思います。
本当の保守政治家は安倍晋三を見切りましょう(※)

※「脱自民党」ではなく「脱安倍晋三」と言う意味です。

2014年03月04日

河野談話より村山談話

河野談話の見直し求め集会(47NEWS)
> 日本維新の会の国会議員らは3日、従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与と強制性を認めた河野洋平官房長官談話の見直しを求める署名活動を始め、東京都内で署名を呼び掛ける集会を開いた。民間からの出席者は500人を超えた。
http://www.47news.jp/movie/general_politics_economy/post_10638/

河野談話より村山談話を優先して見直しする方が良いと思います。
河野談話は第二次世界大戦の部分的問題です。しかし、村山談話は第二次世界大戦全体の問題です。