前回就任時より新自由主義(新保守主義)化している安倍首相断絶の時代(TPP慎重勢力が生き残るには)

2013年08月06日

安倍首相が「菅首相が原子力発電所への海水注入中断」と載せた事件に関し検証

安倍元首相(当時、2012年重祚)が、菅首相(当時)に対し「2012/03/12 19:25~同20:20の間、福島第一原子力発電所への海水注入を中断した」と載せた事件に関し、詳しく検証します。

菅元首相、安倍首相を名誉毀損で提訴 原発事故のメルマガ記事(日本経済新聞)
> 民主党の菅直人元首相は16日、東京電力福島第1原発事故を巡り、安倍晋三首相が当時の菅内閣の対応を批判したメールマガジンの記事に誤りがあり、名誉を傷つけられたとして、記事の削除や謝罪、慰謝料の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こした。菅氏が同日に国会内で記者会見して明らかにした。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1604E_W3A710C1CR8000/

<2012/03/12 時系列>
10:17 電源喪失状態の中手作業でベント作業が開始(wikipedia)
12:00 社長が海水注入の準備について確認・了解(東電)
14:30 ベテラン作業員1人の手により弁の開放は成功。(wikipedia)
14:50 社長が海水注入の実施について確認・了解(東電)
14:53 淡水の注入停止(これまでに8万リットル注入)(東電)
15:18 準備が整い次第、海水注入する予定である旨を原子力安全・保安院等へ通報(東電)
15:36 メルトダウン(東電)
18:05 国から海水注入に関する指示を受ける(東電)
19:04 海水注入を開始(東電)
    海水注入を開始。同時に官邸に報告したところ、菅総理が「俺は聞いていない!」と激怒。(安倍晋三)
19:06 海水注入を開始した旨を原子力安全・保安院へ連絡 (東電)
19:25 当社の官邸派遣者からの状況判断として「官邸では海水注入について首相の了解が得られていない」との連絡が本店本部、発電所にあり、本店本部、発電所で協議の結果、いったん注入を停止することとした。しかし、発電所長の判断で海水注入を継続。(東電)
    官邸から東電への電話で海水注入を中断。(安倍晋三)
20:20 実務者、識者の説得で注入再会。(安倍晋三)

<2012/03/12 首相動静(日本経済新聞)>
10:47 官邸着。
11:13 海江田経産相。この後、緊急災害対策本部および原子力災害対策本部。
12:42 岡田幹事長、仙谷代表代行。
15:01 与野党党首会談。
16:59 玄葉戦略相。
18:44 経産相、福山副長官、細野、寺田、芝各補佐官。松本防災相が加わる。経産相、福山副長官、細野補佐官が残る。
20:32 記者会見。

以上の資料より私の分析を書きます。

<安倍元首相に落ち度は>
安倍元首相は19:25~20:20の「海水注入中断」とされてしまった55分間を突いています。
しかし、もしも菅首相に原因があるとしても、最も問題となるのは15:18~18:05(東電が官邸に通報後、菅首相が海水注入に関する指示するまでの2時間47分)です。
その時間帯を外して突いているのは、その間の安倍元首相の行動に相当な落ち度があるからでしょうか?
その時間帯は与野党党首会談しています。
悪く推測する場合、安倍元首相が菅首相に通報が伝わるのを邪魔した等、何か徹底的な落ち度が考えられます。

<菅首相より東電の方に落ち度が大きい>
東電にも落ち度があります。
14:53に淡水が底を付き次第、海水に切り替えなければなりません。
理屈上、菅首相の了解が得られていないはずの時間帯(19:25~20:20)も海水放水を続けていた以上、淡水が終わってから菅首相の了解を受けるまでの時間帯(14:53~18:05)も海水放水していなければ変です。
※ 東電が菅首相の了解を受けてから海水放水を始める前提であった場合
通報するのが遅すぎます。
淡水を切らしてから通報するまでに25分要しています。
返答に同じ25分要すると仮定して15:43、既にメルトダウンしています。

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