政界は新しい局面に入る与党と日本維新の会の連携について

2024年12月04日

基礎年金第3号問題は基礎年金第1号問題と考えてほしい

基礎年金第3号被保険者の件、不公平と言っている人も多いけど。

公的年金“不公平”議論どうなる?「第3号被保険者」制度の廃止をめぐり賛否が真っ二つ(日刊ゲンダイデジタル)
> 経済同友会が2日、専業主婦など扶養される配偶者が対象となる「第3号被保険者」制度の廃止などを求める提言をまとめた、と報じられたためだ。
>  新浪剛史代表幹事(65)は会見で、「まず3号を廃止しようということ。経団連などとも足並みをそろえて方法論を議論したい」と発言。与野党の政策責任者や関係省庁へ働き掛けを行う考えを示した。

あまり知られていない話ですが、第2号と第3号の夫婦と第2号同士の夫婦では、合計の収入が同じならば合計の厚生年金保険料も合計の給付額も同じになるため、特に不公平という意識はない。

むしろ、不公平なのは第1号であり、第2号は厚生年金の保険料に関わらず基礎年金が全額給付されるが、第1号は国民年金保険料を納めて基礎年金のみが給付されるだけ。

それを解消するには、思い切って消費税率を15%位に引き上げ(消費税率引き上げが不要ならばそれに越したことはない)、基礎年金の財源は全て消費税で賄うようにするべし。こうすることにより、第2号被保険者の厚生年金保険料も大幅に軽減される。

<同一リンクより>
「厚生年金では、加入期間が同じ場合、世帯1人当たり賃金水準が同じであれば、どのような世帯構造であっても世帯1人当たりで見た金額や所得代替率は同じになり、世帯類型による違いは生じない」「厚生年金に加入する被用者世帯においては、片働き世帯か共働き世帯かによらず、夫婦の合計賃金が同じであれば、同じ合計年金額であり、『負担と給付の関係』をめぐる公平性は保たれていると見ることができる」(国民年金第3号被保険者制度についての一考察より)


shinoshi2013 at 09:57│Comments(0)内政・経済etc 

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